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技術情報Technical Information

精密蒸留INFO

Vol.3

蒸留の用途

蒸留による高純度原料で、より機能性・付加価値の高い製品へ。

近年の化学産業では、価値の低いものから価値の高いものを作り出すことに重点が置かれています。価値の高いものを作り出す際に重要となるのが、蒸留などによる分離・精製です。原料には不要なものが含まれていることが多く、蒸留などでそれらを取り除き、純粋な製品に精製します。原料、製品を精製することで効果が高い、より付加価値の高い製品を作り出すことができます。

蒸留は主に医薬品・農薬・香料・液晶・電子材料等の分野の開発に活用されています。身近な例では、ウイスキーや焼酎等の蒸留酒や石油からガソリンを精製するためにも活用されています。
当社では、CD-R向け色素溶媒の高純度化により、書き込みエラーの発生率を飛躍的に低下させることができたという事例もあります。

不純物を分離することで高付加価値を生む

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